こんにちは、タッピーです。今回は、全館空調システムについての記事です。
~本日の内容~
全館空調システムのイメージ
先日、Twitterで全館空調システムについて聞いてみた所、こんな意見が返ってきました。
良いイメージ
・設定が簡単
・床下等の空気を使えればエコ
・家中どこでも暖かい(涼しい)悪いイメージ
・各部屋へのダクトがカビたら…
・床下の空気が汚い(臭い)場合…
・メンテや掃除が大変そう…全館空調=パナホームみたいな印象です
— アスヤマ (@asuyamablog) December 22, 2019
ちなみに、パナソニックホームズの全館空調エアロハスは、床下の空気を使っていませんので、床下の空気が汚い場合というのは問題ありません。
とはいえ、“24時間換気のHEPAフィルターの換気システム”で床下の空気を使っています。
この辺りの詳細は、こちらの記事に書いてあります。

今回、聞いてみた結果では、良いイメージだけではなく、悪いイメージもわりと多い事が分かりました。
もう一つ、全館空調=パナホームという印象があるとの事でした。
全館空調がオススメな家庭

全館空調システムがオススメな家庭を上げてみました。
部屋数が多い家
窓をあまり開けない人
たばこを吸わない人
初期費用を出せる人
冬、寒くて布団から出る事が出来ない人
こんな家庭には、とてもオススメだと思います。
部屋数が多い家
部屋数が多いと沢山エアコンが付きます。
【5LDKの家の場合】
・リビング 1台
・ダイニング 0~1台
・各部屋1台 ✕5台
5LDKの例では単純に、合計6~7台も付ける事になります。
そうなると当然全館空調の方が、電気代も安くなります。
普通の家庭の冬は、エアコンを付けていない部屋の温度は、0~10℃くらいになる事もあります。その部屋を20℃近くまで上げる時に、かなりの初期電力を消費します。
しかし、全館空調を使用していれば、部屋が10℃になる事は基本的にありません。その為一気に強い電力を使う事がありませんので、かなりエネルギー効率は良いのです。
さらに、エアコンは付けたり消したりすると電力を消費します。それゆえ、全館空調でずっと付けっぱなしの方が、逆に電力を抑えて結果的に光熱費を下げる事が出来ます。
窓をあまり開けない方にもオススメ

実際に全館空調を取り入れていると、家の中全体が空気が流れている為、カビが生える事もかなり軽減します。
言ってしまえばわざわざ窓を開けて換気する必要がありません。
しかし、昔からの生活で窓を開けて換気をしないと気持ち悪い感じがする方には全館空調はオススメしません。
反対に家に居る間、基本的にずっと窓を開けないでも大丈夫な方には良いと思います。
タバコを家の中で吸わない方
全館空調を取り入れてる家でタバコを吸うと、空気が流れていってしまいます。
そして、ダクトの中にタバコの匂いが付いてしまうと中々取れません。
ダクトを交換することも基本的には出来ませんので、タバコユーザーにはオススメしません。
初期費用が出せる方

高いエアコンだと、エアコン本体+取り付け費用で1台30万近くする物もありますが、普通のエアコンなら50~100万もあれば全部屋にエアコンが設置が出来ます。
しかし、全館空調だと200万~300万くらい掛かってしまい初期投資費がかなり掛かってしまいます。
冬、寒くて布団から出られない方
冬の朝が苦手で布団から出られなかった人には、特に全館空調がオススメだと思います。
理由は、全館空調を導入した人達の多くの方が、朝起きるのが楽になった事を体感しているからです。
夜中にトイレに行く時も、廊下が暖かくなっているので、身体に負担無くトイレに行く事が出来ます。
>>【全館空調エアロハス】の家に行った感想。パナソニックホームズ
大手ハウスメーカの全館空調リンク

最後に各ハウスメーカーの全館空調システムのリンクを貼っておきますので、良かったら見てください。
積水ハウス(エアシーズン)
住友林業(エアドリームハイブリッド)
三菱地所ホーム(エアロテック)
三井ホーム(スマートブリーズ)
パナソニックホームズ(エアロハス)
トヨタホーム(スマートエアーズ)
一条工務店(全館床暖房)←全館空調ではない。
ありがとうございました。